カルトナージュとは
カルトナージュとは、厚紙を切って箱などを組み立て、布やレース、リボンなどで装飾する、18世紀のフランス発祥の伝統工芸です。カルトナージュの作品は、ギフトボックス、フォトフレーム、アルバム、ジュエリーボックスなど、さまざまな用途に使われます。基本的な道具と材料を使って手軽に始めることができ、美しいインテリアとしても楽しめるのが特徴です。
教材にカルトナージュをオススメする理由
小学校・中学校・高校での家庭科教育においては、「よりよい生活を営むために工夫する力の育成」がその目標となっており、その一つとして、「生活を豊かにするための布を用いた製作」がその取り組みの一つとされています。
布や厚紙といった身近な材料と道具で作ることができ、作ったものを生活の中で実際に使えるのが、カルトナージュです。
愛着が持てるモノを作る体験と喜び、生活を彩る感覚を、カルトナージュの制作を通して生徒の皆さんにお伝えできればと考えています。
刺繍教材への取り組み
カルトナージュ教材の普及を進める中で、多くの先生から裁縫の要素を取り入れた教材ができないかとお問い合わせをいただきました。試行錯誤の末、刺繍を取り入れたカルトナージュの教材を開発いたしました。
生徒が起こした図案をもとに刺繍を施し個性を活かした作品作りに取り組んでいただけます。もちろんこれまでの、アップリケやリボン、ボタンなどで装飾するカルトナージュ教材もご用意しております。
『布を使ったものづくり』のカルトナージュキットの特長
1. 愛着をもって使える
せっかく制作した教材なのに、作って終わり、では少し寂しい。「布を使ったものづくり」のカルトナージュキットは、完成後も生活の中で愛着をもって使ってもらえるものを、というコンセプトでご用意しています。
2. 創作意欲を反映できる
みんな同じ、ではなく、生徒それぞれが工夫次第でオリジナリティのある作品に仕上げることができるのも、「布を使ったものづくり」のカルトナージュキットの特徴です。アイデア次第で創作の世界が広がります。
3. 授業用だけじゃない
「布を使ったものづくり」のカルトナージュキットは、家庭科の授業用教材にはとどまりません。学校行事の思い出作りや手芸サークルのテーマ教材としてなど、学校でのさまざまなシーンでご利用いただけます。